システムの導入ができたら、認証の最終段階、「登録審査の受審」です。
ここでは、審査の申し込みから認証までのステップをご説明します。
審査の申し込み
「審査依頼規約」をご確認いただいた上で、「審査依頼書」をご提出いただきます。
J-VACはその内容を確認し、申請の受理を行い、受理の通知をいたします。
審査日程、審査チームの決定
必要な審査工数を決定し、審査チームと審査日の調整を行います。
調整が完了いたしましたら、決定した審査予定のご連絡をいたします。
登録審査の実施(第一段階、第二段階)
登録審査は2段階で行われます。
第一段階では、主に文書に基づいて、システムの構築状況を確認し、第二段階の実施のための準備が整っているかを評価します。
特に対応が必要な点がなく第二段階への準備が整っていると判断された場合、及び対応が必要な事項が発見された場合はそれに対して対応をしていただいた上で、第二段階に進みます。
第二段階では、担当者へのインタビューや記録の確認、現場での状況の確認等を通じて実際のシステムの運用状況を検証します。
ここで規格要求事項や組織の決まりに適合していない点が発見された場合は、不適合として指摘し、それに対して有効な是正処置がとられたことを確認した上で、判定会に対して認証の推薦を行います。
判定会の実施
登録審査の結果を受けて、J-VACの判定会において審査が適切に実施されたことを確認します。
判定会で適切に審査が行われたことが確認された後、その結果をJ-VACからご報告します。
認証の取得
判定会の結果を受けて、認証授与となった場合、「登録証」を発行いたします。
認証取得により、認証マークの使用をすることができ、組織がISO21401認証を受けていることを表明することができます。
登録証の有効期限は3年間で、以後は、認証取得の1年後、2年後に「定期審査」、3年後の有効期限までに「更新審査」を行い、以後そのサイクルを繰り返すことで、認証が維持されます。